平成29年度 秋期 午前 問47
開発技術
スタブ又はドライバの説明
テストで使用されるスタブ又はドライバの説明のうち,適切なものはどれか。
- アスタブは,テスト対象モジュールからの戻り値を表示・印刷する。
- イスタブは,テスト対象モジュールを呼び出すモジュールである。
- ウドライバは,テスト対象モジュールから呼び出されるモジュールである。
- エドライバは,引数を渡してテスト対象モジュールを呼び出す。
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✓ これが正解エドライバは,引数を渡してテスト対象モジュールを呼び出す。
解説
ドライバは上に置き、引数を渡して呼び出します。
設問は、テストで使用されるスタブ又はドライバの説明として適切なものを選ばせています。二つは呼ぶ側と呼ばれる側という上下の関係で覚えると、四つの記述の当否がそのまま決まります。ドライバは英語で運転手を意味する語のとおり、テスト対象を動かす側、すなわち上に置く部品です。したがって、ドライバは、引数を渡してテスト対象モジュールを呼び出す、という説明が当てはまります。テスト対象へ与える入力を用意し、動かし、返ってきたものを受け取るところまでが上に置く側の仕事になります。一方のスタブは、まだ出来ていない下位の部品の代わりに据える仮のもので、呼ばれたら決まった値を返すだけの中身にしておきます。上位から順に作って試すときは下が足りないのでスタブが必要になり、下位から順に作るときは上が足りないのでドライバが必要になる、と対応づけて覚えてください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アスタブは,テスト対象モジュールからの戻り…:戻り値を表示したり印刷したりするのは、テスト対象を動かす上位の側が担う仕事です。下に据える仮の部品にその役目を負わせているので、二つの間で役割の持ち主が入れ替わっています。
- イスタブは,テスト対象モジュールを呼び出す…:呼び出す主語になっている点が誤りです。仮の部品は下に据えられ、テスト対象から呼ばれる立場ですから、自分からテスト対象を呼ぶことはありません。上下が反対に書かれています。
- ウドライバは,テスト対象モジュールから呼び…:呼び出される側になっている点が誤りです。上に据える部品は、テスト対象を動かすために自分から呼ぶ立場であり、テスト対象に呼ばれる立場ではありません。これも上下が反対です。
この問題の用語
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問47
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