令和元年度 秋期 午前 問48
開発技術
作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとしてレビューを主導する役割を受け持つこと,並びに公式な記録及び分析を行うことが特徴のレビュー技法はどれか。
- アインスペクション
- イウォークスルー
- ウパスアラウンド
- エペアプログラミング
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✓ これが正解アインスペクション
解説
作った本人ではない進行役が仕切り、記録も分析も残す形です。
インスペクションは、作った本人ではない、別の役の人が進行役に立ちます。会の運び方や、指摘の集め方の手順が、あらかじめ決まっており、公式な形で進みます。会の場では、誰が何を指摘したかを残し、その後に分けて数えたり、傾向を読んだりします。ここで残る記録と、その分析が、あとから改善のもとになります。要点は、進行役の立場と、公式な記録・分析が組み合わさっているところです。似た形の会として、作った本人が案内しながら聞き手と流れをたどる、比較的くだけたものがあります。また、複数の人へ順に回して見てもらう、非同期のやり方もあります。二人一組で書きながら、その場で見合う形もあります。いずれも、進行役の立場や、公式な記録・分析の面で、この技法とは重なりません。この技法だけが、両方の条件を満たしています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イウォークスルー:作った本人が案内役となり、参加者と一緒に流れを追いながら気づきを集めるやり方だと述べています。進行役が作った本人である点と、比較的くだけた形である点で、他とは別の役目に置かれます。公式な記録の重みも異なります。
- ウパスアラウンド:作った成果物を、複数の人へ順に回して見てもらうやり方だと述べています。集まって会を開く形ではなく、非同期でそれぞれが見ていく形です。進行役が仕切って公式に記録するという条件と、成り立ちが異なります。
- エペアプログラミング:二人が一組になり、一方が書き、一方が見ながら進めるやり方だと述べています。作る作業と見る作業を同時に行う形であり、進行役を立てて公式に記録・分析するという条件と、目的も枠組みも異なります。会そのものではありません。
この問題の用語
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
- レビュー決めたことや作ったものを、あらためて見直すことをいいます。設計書やプログラムの誤りを早く見つけるために、関係者で行うことが多いです。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
出典:令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問48
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問60:ユーザ受入テストに関する問題(レビュー)
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