令和元年度 秋期 午前 問76
企業活動
国際的な標準として取り決められた会計基準などの総称であり,資本市場の国際化に対し,利害関係者からみた会計情報の比較可能性や均質性を担保するものはどれか。
- アGAAP
- イIASB
- ウIFRS
- エSEC
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✓ これが正解ウIFRS
解説
各国の会計を比べられるようにまとめた、国際の共通基準です。
IFRSは国際財務報告基準と訳される言葉で、資本の市場が国境を越えて広がった時代に、各国の企業の財務の情報を横並びで比べられるようにするために作られた、会計処理の国際的な共通基準です。同じ利益や資産という言葉を使っていても、国ごとに数え方が違えば、投資家は企業同士を素直に見比べることができません。そこで、算定の物差しを揃えてしまおう、というのがこの基準の狙いです。設問が挙げている、資本市場の国際化への対応、利害関係者から見た会計情報の比較のしやすさ、そして均質さの担保、という三つは、この基準の存在意義そのものを言い換えたものになります。国際的に取り決められた会計の基準、という説明がそのまま当てはまります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アGAAP:GAAPだと述べています。これは各国で個別に定められた会計の実務指針をまとめて指す語で、国ごとの色が残る枠組みです。国際的な単一の共通基準を意味する語ではありません。
- イIASB:IASBだと述べています。これは会計の共通基準を作って公表する側の組織の名前で、基準そのものではありません。組織と、その組織が出す基準とを区別する必要があります。
- エSEC:SECだと述べています。これは米国の証券取引を監督する政府の機関の名前で、会計基準を作る組織でも、基準そのものの名前でもありません。役割の層が違います。
この問題の用語
- 会計お金の動きを記録し、まとめて報告する仕事のことをいいます。在庫の評価のしかたなど、決められた方法に従って計算します。
- 利害関係者決定や活動に影響を与える、または影響を受ける人や組織のこと。利用者や株主、取引先などが含まれ、ステークホルダとも呼ばれます。
出典:令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問76
同じ用語が出る問題
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