令和4年度 秋期 午前 問11
コンピュータ構成要素
電気泳動型電子ペーパーの説明
電気泳動型電子ペーパーの説明として,適切なものはどれか。
- アデバイスに印加した電圧によって,光の透過状態を変化させて表示する。
- イ電圧を印加した電極に,着色した帯電粒子を集めて表示する。
- ウ電圧を印加すると発光する薄膜デバイスを用いて表示する。
- エ半導体デバイス上に作成した微小な鏡の向きを変えて,反射することによって表示する。
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✓ これが正解イ電圧を印加した電極に,着色した帯電粒子を集めて表示する。
解説
着色した帯電粒子を電極へ集めて表示します。
設問は、電気泳動型電子ペーパーの表示のしくみを選ばせています。軸になるのは、その方式が光をどう扱うか、すなわち自ら光るのか、光を通す量を変えるのか、それとも外の光を反射するのかという分け方です。電気泳動とは、帯電した粒子が電界の中を移動する現象を指します。白と黒の粒子をそれぞれ逆の電荷に帯電させて小さなカプセルに封じ、電圧の向きによって表面側へ集める粒子を替えると、見える色が切り替わります。したがって、電圧を印加した電極に着色した帯電粒子を集めて表示するという記述が正解です。粒子は電圧を切っても留まるため、表示を保つのに電力がほとんど必要ありません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アデバイスに印加した電圧によって,光の透過…:電圧をかけて光の透過の状態を変える方式の説明です。背後から当てた光を通す量で明暗を作るしくみであり、粒子そのものが動いて色を見せる成り立ちとは異なります。
- ウ電圧を印加すると発光する薄膜デバイスを用…:電圧をかけると自ら光る薄い膜を使う方式の説明です。外から届く光を反射して見せるのではなく、表示面が光源になっている点で、成り立ちがちょうど裏返しになります。
- エ半導体デバイス上に作成した微小な鏡の向き…:半導体の上に作った微小な鏡を傾け、光の向きを変えて表示する方式の説明です。反射を利用する点は共通しますが、電圧で動かしているのは粒子ではなく鏡になります。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問11
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