令和4年度 春期 午前 問76
企業活動
固定費に関する問題
新製品の設定価格とその価格での予測需要との関係を表にした。最大利益が見込める新製品の設定価格はどれか。ここで,いずれの場合にも,次の費用が発生するものとする。
固定費:1,000,000 円 変動費:600 円/個
| 新製品の設定価格(円) | 新製品の予測需要(個) |
|---|---|
| 1,000 | 80,000 |
| 1,200 | 70,000 |
| 1,400 | 60,000 |
| 1,600 | 50,000 |
- ア1,000
- イ1,200
- ウ1,400
- エ1,600
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✓ これが正解エ1,600
解説
設定価格1,600円のときに利益が最大です。
設問は、四通りの設定価格とそのときの予測需要の組合せの中から、最大利益が見込めるものを選ばせています。ここでは費用が二段に分かれています。1個作るごとにかかる変動費が600円、売れた数に関わらずかかる固定費が1,000,000円です。ですから利益は、設定価格から600円を引いた1個あたりの取り分に予測需要を掛け、そこから1,000,000円を引いた額になります。固定費はどの場合も同じ額なので、大小を比べるだけなら1個あたりの取り分と予測需要の積で足ります。正解は1,600円の場合です。取り分は1,000円、予測需要は50,000個なので積は50,000,000円、固定費を引いた利益は49,000,000円になります。価格を上げると需要は減りますが、この表では取り分の伸びのほうが大きく、総額は増え続けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア1,000:1,000円を挙げています。この場合、1個あたりの取り分は400円、見込まれる数量は80,000個ですから、掛け合わせると32,000,000円、そこから固定費を差し引くと31,000,000円で、四つの中で最も小さい額にとどまります。
- イ1,200:1,200円を挙げています。この場合、1個あたりの取り分は600円、見込まれる数量は70,000個ですから、掛け合わせると42,000,000円、そこから固定費を差し引くと41,000,000円となり、まだ上を狙える水準です。
- ウ1,400:1,400円を挙げています。この場合、1個あたりの取り分は800円、見込まれる数量は60,000個ですから、掛け合わせると48,000,000円、そこから固定費を差し引くと47,000,000円で、もう一段高い価格の場合に及びません。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問76
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