第40回 午前 問10
社会・環境と健康
健康づくりのための睡眠ガイド2023における推奨事項に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 1こどもは、年齢にかかわらず昼寝をすることが望ましい。
- 2こどもは、年齢にかかわらず10時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。
- 3成人は、7時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。
- 4高齢者は、床上時間8時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。
- 5高齢者は、食生活や運動等の生活習慣、寝室の睡眠環境等を見直して睡眠休養感を高める。
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✓ これが正解5高齢者は、食生活や運動等の生活習慣、寝室の睡眠環境等を見直して睡眠休養感を高める。
解説
高齢者は生活習慣や寝室環境を見直して睡眠休養感を高めます。
健康づくりのための睡眠ガイド2023は、こども・成人・高齢者の年代ごとに推奨事項をまとめた厚生労働省の指針です。睡眠時間の量だけでなく、睡眠で休養がとれている感覚(睡眠休養感)という質の面も重視している点が特徴です。
こどもについては、年齢に応じて必要な睡眠時間が異なり、小学生と中学・高校生で目安の時間が分けて示されています。昼寝も年齢によって扱いが異なります。成人については、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保し、睡眠休養感を高めることが推奨されています。高齢者については、長い時間床にいると睡眠が浅くなるため、床上時間が8時間以上にならないことを目安にし、食生活や運動などの生活習慣や寝室の睡眠環境を見直して睡眠休養感を高めることが推奨されています。
したがって、高齢者の推奨事項として生活習慣や寝室環境を見直して睡眠休養感を高める記述が当てはまります。成人は6時間以上、高齢者は床上8時間以上にしない、と数字の向きを押さえておくと見分けやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1こどもは、年齢にかかわらず昼寝をすることが望ましい。:こどもの昼寝は、乳幼児期には必要でも、成長とともに不要な年齢へ移っていきます。年齢を問わず昼寝が望ましいとはされておらず、年齢にかかわらずという点が合いません。
- 2こどもは、年齢にかかわらず10時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。:ガイドではこどもの必要な睡眠時間が年齢段階ごとに分けて示され、中学・高校生では8〜10時間が目安とされています。年齢を問わず10時間以上という一律の目安はありません。
- 3成人は、7時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。:成人の推奨は、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保することです。7時間以上としている点で、ガイドの数値と異なります。
- 4高齢者は、床上時間8時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。:高齢者では、床にいる時間が長すぎると眠りが浅くなるため、床上時間が8時間以上にならないことが目安とされています。8時間以上を確保するという向きは逆です。
出典:第40回 管理栄養士国家試験 午前(厚生労働省)問10(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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