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第40回 午後 問119

臨床栄養学

医薬品と、医薬品が栄養素の動態に及ぼす影響の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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✓ これが正解1メトトレキサート ― 葉酸代謝の阻害

解説

メトトレキサートは葉酸の代謝を妨げる薬です。

薬の中には、栄養素の吸収や代謝、排泄に影響するものがあり、栄養管理では薬の作用と栄養素の動きをあわせて考える必要があります。

メトトレキサートは、葉酸を活性型に変える酵素(ジヒドロ葉酸還元酵素)を阻害する薬で、関節リウマチや一部のがんの治療に使われます。葉酸の代謝を妨げることで細胞の増殖を抑えるため、葉酸代謝の阻害という組合せが最も適当です。副作用を減らす目的で葉酸製剤を併用することがあります。ほかの組合せは、どれも作用の向きが逆になっています。利尿薬やSGLT2阻害薬は尿へ出す量を増やす向き、カリウムを保つ利尿薬は排泄を減らす向き、糖の分解酵素を阻害する薬は吸収を遅らせる向きに働きます。

薬と栄養素の組合せは、どの栄養素に働くかだけでなく、増やすのか減らすのかという向きまで確かめると見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第40回 管理栄養士国家試験 午後(厚生労働省)問119(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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