第40回 午後 問154
給食経営管理論
学校給食法に関する問題
学校給食法に基づき、学校給食の運営に係る人件費を負担する者である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 1児童生徒の保護者
- 2学校長
- 3教育長
- 4学校の設置者
- 5文部科学大臣
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✓ これが正解4学校の設置者
解説
学校給食の人件費は、学校給食法により学校の設置者が負担します。
学校給食法第11条は、学校給食にかかるお金を誰が負担するかを定めています。施設・設備の経費と、運営に要する経費のうち政令で定めるものは義務教育諸学校の設置者が負担し、それ以外の経費(学校給食費)は保護者が負担します。
政令(学校給食法施行令第2条)で設置者の負担とされる運営の経費は、学校給食に従事する職員の給与などの人件費と、施設・設備の修繕費です。つまり、調理員などの人件費は、学校を設置している市町村などの設置者が負担します。保護者が負担する学校給食費は、主に食材料費にあてられます。
したがって、人件費を負担する者は学校の設置者です。設置者は人件費と施設・設備の費用、保護者は食材料費というように、経費の種類ごとに負担する者を対にして覚えると迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1児童生徒の保護者:保護者が負担するのは、設置者が負担する経費以外の学校給食費で、主に食材料費にあたります。調理に従事する職員の人件費まで保護者が負担する仕組みにはなっていません。
- 2学校長:学校長は学校の運営をつかさどる立場ですが、経費を負担する主体ではありません。学校給食法は負担する者を義務教育諸学校の設置者と保護者に分けて定めており、学校長は含まれません。
- 3教育長:教育長は教育委員会の事務をまとめる職で、学校給食の経費を負担する者として法律に名前は挙がっていません。人件費は教育長個人ではなく、学校を設置する自治体などが負担します。
- 5文部科学大臣:文部科学大臣は学校給食の実施基準などを定める立場ですが、各学校の給食運営の人件費を負担する者ではありません。法律上、人件費の負担者は学校の設置者です。
出典:第40回 管理栄養士国家試験 午後(厚生労働省)問154(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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