第40回 午後 問169
給食経営管理論
切さい機に関する問題
1日5,000食を提供しているK社員食堂では、貯水槽の水を使用している。また、野菜の下処理は切さい機を使用している。K社員食堂において、大量調理施設衛生管理マニュアルに基づき実施する、施設・設備の管理内容と実施頻度の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 1調理に使用する水の遊離残留塩素濃度の測定―1日に1回
- 2排水溝を含む調理室の床の清掃―1日に1回
- 3床面から1mまでの内壁の清掃―週に1回
- 4野菜切さい機の部品の洗浄―週に1回
- 5ねずみ、害虫の駆除―年に1回
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✓ これが正解2排水溝を含む調理室の床の清掃―1日に1回
解説
排水溝を含む床の清掃は、1日に1回以上行います。
大量調理施設衛生管理マニュアルは、施設・設備の清掃や点検、使用水の検査の頻度を細かく定めています。汚れやすく食品や手に触れやすい場所ほど頻度が高い、という考え方が判断の軸です。
マニュアルでは、施設の床面(排水溝を含む)と、内壁のうち床面から1mまでの部分は、1日に1回以上清掃するとされています。排水溝を含む調理室の床の清掃を1日に1回行うのは、この決まりに合っています。したがって、この組合せが最も適当です。
設問の条件にある貯水槽の水と野菜切さい機は、それぞれ別の頻度の決まりに関わります。施設の条件を読み取り、そこに当てはまる決まりを一つずつ照らし合わせると、組合せの誤りに気づきやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1調理に使用する水の遊離残留塩素濃度の測定―1日に1回:貯水槽の水を使う場合、遊離残留塩素が0.1mg/L以上あることを、始業前と調理作業の終了後に毎日検査し記録するとされています。1日に1回では回数が足りません。
- 3床面から1mまでの内壁の清掃―週に1回:床面から1mまでの内壁は、床と同じく汚れや跳ね水を受けやすいため、1日に1回以上清掃するとされています。週に1回では頻度が足りません。
- 4野菜切さい機の部品の洗浄―週に1回:野菜切さい機のように食品に直接触れる機械は、使った後に分解して部品を洗浄・殺菌し、乾燥させてから保管します。週に1回の洗浄では、残った汚れで菌が増えてしまいます。
- 5ねずみ、害虫の駆除―年に1回:マニュアルでは、ねずみや昆虫の発生状況を1か月に1回以上巡回点検し、駆除を半年に1回以上(発生を確認したときはその都度)行うとされています。年に1回では足りません。
出典:第40回 管理栄養士国家試験 午後(厚生労働省)問169(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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