平成22年度 春期 午前Ⅱ 問13
ハードウェア
LED点灯回路の動作
LED点灯回路の動作として,適切な組合せはどれか。
LED点灯回路(回路図):
- Vcc → 抵抗 → LED(アノード側がVcc側)→ トランジスタ(NPN)のコレクタ
- トランジスタのエミッタ → 接地
- 出力ポート → スイッチ(SW) → 抵抗 → トランジスタのベース
- トランジスタのベースと接地(エミッタ側)の間に抵抗
選択肢は原典ではSWオフ・SWオン+出力ポートHigh・SWオン+出力ポートLowの表。
- アSWオフ:点灯 / SWオン+出力ポートHigh:点灯 / SWオン+出力ポートLow:消灯
- イSWオフ:点灯 / SWオン+出力ポートHigh:消灯 / SWオン+出力ポートLow:点灯
- ウSWオフ:消灯 / SWオン+出力ポートHigh:点灯 / SWオン+出力ポートLow:消灯
- エSWオフ:消灯 / SWオン+出力ポートHigh:消灯 / SWオン+出力ポートLow:点灯
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✓ これが正解ウSWオフ:消灯 / SWオン+出力ポートHigh:点灯 / SWオン+出力ポートLow:消灯
解説
SWオンでポートがHighのときだけトランジスタが導通し、LEDが点灯します。
このLED点灯回路は、NPNトランジスタをスイッチとして使っています。トランジスタは、ベースからエミッタへ電流が流れると、コレクタからエミッタへ電流が流れる状態になります。SWがオンで出力ポートがHighなら、抵抗を通してベースに電流が流れ、トランジスタが導通し、Vccから抵抗とLEDを通る電流が流れて点灯します。出力ポートがLowだと、ベースに電流が流れず消灯します。SWがオフのときは、ベースが抵抗を通して接地されて0Vに保たれるので、やはり消灯です。ベースに電流を流せる条件のときだけ点灯する、と追えば組合せを選べます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アSWオフ:点灯 / SWオン+出力ポート…:SWがオフのときを点灯としている点が誤りです。ベースは抵抗で接地されているので、SWを切るとベースに電流が流れず、トランジスタはオフのままで、LEDに電流は流れません。
- イSWオフ:点灯 / SWオン+出力ポート…:SWオフで点灯、ポートがHighで消灯、Lowで点灯という動作は、回路の論理をそっくり反転させたものです。NPNトランジスタはベースに電流が入ったときに導通するので、Highで消灯することはありません。
- エSWオフ:消灯 / SWオン+出力ポート…:SWオフで消灯という点は正しいものの、ポートがHighで消灯、Lowで点灯としています。Lowではベースに電流が流れないのでトランジスタは導通せず、LEDは点灯しません。
出典:平成22年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問13
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