平成25年度 春期 午前Ⅱ 問2
プロセッサ
マルチプロセッサに関する問題
全てのプロセッサから共有メモリへのメモリアクセス時間が同等なマルチプロセッサアーキテクチャはどれか。
- アCOMA
- イNORA
- ウNUMA
- エUMA
答えと解説を見る
✓ これが正解エUMA
解説
全プロセッサから共有メモリへのアクセス時間が等しい構成がUMAです。
マルチプロセッサのメモリ構成は、各プロセッサから見たメモリへのアクセス時間が等しいかどうかで分けられます。UMA は Uniform Memory Access の略で、共有メモリをバスなどでつなぎ、どのプロセッサからアクセスしても時間が同じになる構成です。設問の、全てのプロセッサから共有メモリへのアクセス時間が同等という条件は、この呼び名そのものに当たります。これに対して NUMA は、プロセッサごとに近いメモリと遠いメモリがあり、アクセス時間が場所によって違います。頭の U は Uniform(一様)、N は Non(一様でない)と読み替えると、取り違えにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アCOMA:COMA は Cache Only Memory Architecture の略で、各プロセッサの持つメモリをキャッシュのように扱い、データが使われる場所へ移っていく構成です。データの置き場所によって速さが変わるので、アクセス時間が同等という条件には当たりません。
- イNORA:NORA は、他のプロセッサ側のメモリへ直接アクセスしない形の分類を指す語として使われます。全てのプロセッサが一つの共有メモリへ等しい時間で読み書きするという設問の条件とは、構成の前提から異なります。
- ウNUMA:NUMA は Non-Uniform Memory Access の略で、自分の近くのメモリは速く、他のプロセッサ側のメモリは遅く読み書きすることになります。アクセス時間が場所によってそろわない構成なので、同等という条件とは逆です。
出典:平成25年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問2
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)