平成27年度 春期 午前Ⅱ 問5
ネットワーク
ZigBeeの説明
ZigBeeの説明として,適切なものはどれか。
- ア携帯電話などのモバイル端末とヘッドセットなどの周辺機器とを接続するための近距離の無線通信として使われる。
- イ赤外線を利用して実現される無線通信であり,テレビ,エアコンなどのリモコン,携帯電話間のデータ通信などに使われる。
- ウ低消費電力で低速の通信を行い,センサネットワークとして使われる。
- エ連絡用,業務用などに利用される小型の携帯型トランシーバに使われる。
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✓ これが正解ウ低消費電力で低速の通信を行い,センサネットワークとして使われる。
解説
ZigBeeは低消費電力・低速の無線で、センサネットワークに使われます。
ZigBeeは近距離の無線通信の規格の一つで、通信速度を抑える代わりに消費電力を小さくしてあります。見分ける軸は、速度と消費電力のどちらを重んじる規格かです。電池で長く動かしたいセンサを多数置き、少しずつデータを集める用途に合っており、センサネットワークの通信手段として使われます。同じ近距離の通信でも、携帯電話とヘッドセットをつなぐ用途、赤外線を使う用途、トランシーバの用途とは目的が違います。ZigBeeは低速・低消費電力で数多くつなぐ、Bluetoothは機器どうしを手軽につなぐ、という組で整理すると選びやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア携帯電話などのモバイル端末とヘッドセット…:携帯電話などとヘッドセットのような周辺機器をつなぐ近距離の無線通信は、Bluetoothが代表的な用途です。ZigBeeが主に狙っているのは、多数のセンサから少しずつデータを集める使い方です。
- イ赤外線を利用して実現される無線通信であり…:赤外線を使い、リモコンや携帯電話どうしのデータのやり取りに使われる通信は、IrDAなどの赤外線通信の説明です。ZigBeeは電波を使う無線通信なので、赤外線という点から合いません。
- エ連絡用,業務用などに利用される小型の携帯…:連絡用や業務用の小型の携帯型トランシーバは、人どうしが声でやり取りするための無線機です。センサのデータを低消費電力で集めるZigBeeの用途とは、目的も通信の中身も違います。
出典:平成27年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問5
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