平成24年度 春期 午前 問36
ネットワーク
インターネットにおける電子メールの規約で,ヘッダフィールドの拡張を行い,テキストだけでなく,音声,画像なども扱えるようにしたものはどれか。
- アHTML
- イMHS
- ウMIME
- エSMTP
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✓ これが正解ウMIME
解説
ヘッダを広げて中身の種類を伝える取り決めです。
インターネットの電子メールは、もともと限られた文字だけを本文に載せる前提で始まりました。そのままでは日本語の文章も、音声や画像のようなデータも運べません。そこで、本文の前に付く見出しの部分に新しい欄を足し、この本文がどんな種類のデータなのか、そしてどんな方法で運べる文字に置き換えてあるのかを書けるようにした取り決めが MIME です。受け取った側はその欄を読んで、元のデータへ戻して表示します。中身を複数の部分に分けて、文章と添付を一通にまとめることもできます。判定の軸は、それが中身の種類を伝えるための取り決めなのか、それとも運ぶ手順そのものなのか、あるいは画面の見た目を書き表す言葉なのかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アHTML:画面に表示する文書の構造や見た目を書き表すための言葉です。メールの本文としても使われますが、見出しの欄を広げて中身の種類を伝えるための取り決めではありません。
- イMHS:国際的に定められた、別の系統のメッセージ処理の体系を指します。インターネットの電子メールの上で実際に使われている、この拡張の取り決めとは出どころが別のものです。
- エSMTP:メールを送り出し、サーバからサーバへ受け渡していく手順を定めたものです。運ぶ役目を担うのであって、運ばれる中身が何であるかを書き表す役目は持っていません。
この問題の用語
- 電子メール文書やファイルをネットワーク越しに送る仕組み。送信にはSMTP、受信にはPOP3やIMAP4というプロトコルが使われます。
- 規約守るべき約束事や決まりを定めたもののことです。利用規約やコーディング規約、通信の手順を決めた通信規約などがあります。
- SMTP電子メールを送り出すときに使う取り決め。受け取る側の取り決めとは別なので、送信と受信で設定が分かれます。
出典:平成24年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問36
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 科目A 問11(規約)
- 令和5年度 科目A 問9:ドライブバイダウンロードの問題(電子メール)
- 平成30年度 秋期 午前 問27:命名規約だけでは回避できない事象(規約)
- 平成30年度 春期 午前 問44:SMTPに関する問題(SMTP)
- 平成30年度 春期 午前 問34(SMTP)
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