平成26年度 秋期 午前 問35
ネットワーク
TCP/IPに関する問題
TCP/IP のネットワークにおいて,サーバとクライアント間で時刻を合わせるためのプロトコルはどれか。
- アARP
- イICMP
- ウNTP
- エRIP
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✓ これが正解ウNTP
解説
機器どうしの時計を合わせる取り決めがNTPです。
設問が求めているのは、サーバと利用者側の機器とで時刻をそろえるための取り決めです。NTP がこれにあたり、正確な時刻を持つ上位のサーバから順に時刻を配って、ネットワークにつながる機器の時計を合わせます。時刻がそろっていないと、記録に残った時刻から出来事の前後をたどれなくなり、有効期限を見て判断する仕組みも正しく働きません。判定の軸は、その取り決めが何を運ぶために作られたか、という一点です。並んでいる四つは、時刻を配るもの、アドレスを対応づけるもの、通信の状態を知らせるもの、経路の情報を配り合うものと、運ぶ中身がそれぞれ違っていて、名前の由来もその中身に対応しています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アARP:ARP は、ネットワーク上のアドレスから、機器そのものに付けられた識別番号を調べるための取り決めです。運んでいるのはアドレスの対応であって、時刻ではありません。
- イICMP:ICMP は、届かなかったことや到達を確かめた結果など、通信の状態を知らせるための取り決めです。時計をそろえる働きは持っていません。
- エRIP:RIP は、どの経路を通せばよいかという情報を機器どうしで配り合うための取り決めです。経路を選ぶために使われるもので、時刻には関与しません。
この問題の用語
- NTPネットワーク越しに機器の時計を正しい時刻へ合わせる決まりです。基準の時計から階層的に時刻を配り、機器どうしの時刻をそろえます。
- TCP相手に届いたかを確かめながら送る、信頼性を重んじた通信の約束事です。ポート番号でアプリを見分け、届かない分は送り直します。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:平成26年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問35
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 科目A 問8(プロトコル)
- 令和元年度 秋期 午前 問39:バックドアに該当するもの(TCP)
- 令和元年度 秋期 午前 問37:WPA3に関する問題(TCP)
- 平成28年度 秋期 午前 問34:NTPに関する問題(NTP)
- 平成25年度 春期 午前 問36:UDPを使用しているもの(NTP)
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