平成26年度 春期 午前 問27
データベース
射影に関する問題
関係データベースの操作のうち,射影(projection)の説明として,適切なものはどれか。
- アある表の照会結果と,別の表の照会結果を合わせて一つの表にする。
- イ表の中から特定の条件に合致した行を取り出す。
- ウ表の中から特定の列だけを取り出す。
- エ二つ以上の表の組から条件に合致した組同士を合わせて新しい表を作り出す。
答えと解説を見る
✓ これが正解ウ表の中から特定の列だけを取り出す。
解説
射影は表から特定の列だけを取り出す操作です。
関係データベースの基本的な操作は、表をどの向きに切るのかで整理できます。射影は表を縦に切る操作で、必要な列だけを残します。行を絞り込むことはせず、どの行も残したまま、見る列の数を減らすのが働きです。問合せの言語に当てはめると、取り出したい列を並べて指定する部分がこれにあたります。よく対にして問われるのが、表を横に切って条件に合う行だけを残す操作で、二つは向きがちょうど逆です。ほかにも、二つの表を横に並べてつなぐ操作と、二つの表を縦に積み重ねる操作があり、四つを切る向きの図で覚えておくと取り違えません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アある表の照会結果と,別の表の照会結果を合…:二つの照会結果をまとめて一つの表にする操作の説明です。同じ形の表を上下に積み重ねて行を増やす働きで、一つの表から見る列を絞り込むのとは向きも狙いも異なります。
- イ表の中から特定の条件に合致した行を取り出…:条件に合致した行を取り出す操作の説明です。表を横に切って残す行を決めるもので、絞っているのは行の側です。射影と必ず対で問われるので、向きを取り違えないようにします。
- エ二つ以上の表の組から条件に合致した組同士…:二つ以上の表から条件に合う組同士を組み合わせ、新しい表を作り出す操作の説明です。表を横につないで幅を広げる働きで、一つの表の中から列を選ぶ操作ではありません。
この問題の用語
- 関係データベースデータを表の形で持ち、表どうしを結びつけて扱う、最も広く使われているデータベース。データの定義や操作にはSQLを使います。
出典:平成26年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問27
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 科目A 問15:非構造化データに関する問題(関係データベース)
- 平成29年度 春期 午前 問25:関数従属に関する問題(関係データベース)
- 平成28年度 秋期 午前 問26:E-R図に関する問題(関係データベース)
- 平成28年度 春期 午前 問29:外部キーを定義する目的(関係データベース)
- 平成28年度 春期 午前 問26:関係モデルに関する問題(関係データベース)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)