平成30年度 春期 午前 問76
企業活動
抜取り検査に関する問題
抜取り検査において,ある不良率のロットがどれだけの確率で合格するかを知ることができるものはどれか。
- アOC 曲線
- イゴンペルツ曲線
- ウバスタブ曲線
- エロジスティック曲線
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✓ これが正解アOC 曲線
解説
不良率と合格する確率の対応を描いた曲線です。
抜取り検査では、ロットの中から一部だけを取り出して調べ、その結果でロット全体を合格とするか不合格とするかを決めます。全部を調べるわけではないので判定には運が入り、同じ不良率のロットでも通ることがあれば、はねられることもあります。そこで、ロットの不良率を横に、そのロットが合格する確率を縦に取った曲線を描くと、どの程度の品質のものがどれくらいの割合で通ってしまうかが読み取れます。この対応を描いたものが OC 曲線で、設問が求めているのはまさにこれでした。ですから見分ける軸は、その曲線が不良率と合格の確率を結び付けているかどうかです。残る三つは、横に取っているものが時間の経過であり、縦に取っているのも合格の確率ではありません。累積の伸び方や、時期による故障の起こりやすさを表す曲線として知られています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イゴンペルツ曲線:ゴンペルツ曲線は、時間の経過に対して累積の値が初めゆるやかに伸び、途中で速くなり、やがて頭打ちになる形を描く曲線として知られています。横に取るのは時間であって、ロットの不良率ではありません。合格する確率を読み取る用途とは対応しませんでした。
- ウバスタブ曲線:バスタブ曲線は、使い始めからの時間に対して故障の起こりやすさがどう変わるかを描く曲線として知られています。初めと終わりで高く、その間はおおむね平らになる形です。品質の程度と検査を通る確率の関係を表したものではありません。
- エロジスティック曲線:ロジスティック曲線は、時間の経過に対して累積の値がS字を描いて増え、やがて上限に近づく形を表す曲線として知られています。着目しているのは伸び方の推移でした。抜取り検査でロットが通る確率を読むための曲線ではありません。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問76
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