平成31年度 春期 午前 問77
企業活動
特性要因図に関する問題
図は特性要因図の一部を表したものである。a,bの関係はどれか。
図(特性要因図の一部):
(左から右へ伸びる背骨の矢印)───────────▶ [a]
▲
│(斜めの矢印。下から背骨へ入る)
[b]
逐語で書くと,b の箱から斜め上へ矢印が伸びて背骨の線に合流し,背骨は右端の a の箱へ向かっている。
- アbはaの原因である。
- イbはaの手段である。
- ウbはaの属性である。
- エbはaの目的である。
答えと解説を見る
✓ これが正解アbはaの原因である。
解説
背骨へ入っていく矢印は、結果を生んだ側のほうを指します。
この図は、結果とそれを生んだものを整理するために使います。右の端に置かれるのが、取り上げたい結果です。そこへ向かって、太い線が一本引かれます。その線へ斜めに入ってくる枝が、結果を生んだ側になります。入ってくる向きが、原因から結果への流れを表します。だから、斜めの枝の元にある箱は原因にあたります。魚の骨に似た形から、その名でも呼ばれます。手段を表す図であれば、矢印の意味が変わります。目的を表す図でも、向きの読み方が変わってきます。属性を並べた図なら、そもそも矢印を使いません。特性要因図では、向きを見れば役割が決まります。枝はさらに分かれ、より小さな要因へ広がっていきます。どこまで掘るかは、対策が打てる粒まで進めます。図の読み取りは、線の向きから入るのが確実です。名前より先に、矢のほうを見ます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イbはaの手段である。:手段にあたる関係だと述べています。手段は、目的を果たすための道です。別の図では、そう読む形もあります。この図の矢印はそう読みません。向きの意味が変わってしまいます。図の種類が違います。系統図などで使う読み方です。
- ウbはaの属性である。:属性にあたる関係だと述べています。属性は、そのものが持つ性質です。矢印で結ぶ関係ではありません。並べて示すほうが向いています。線の向きが意味を持ちません。表し方が違います。分類の図で扱う考え方になります。矢印そのものを使いません。
- エbはaの目的である。:目的にあたる関係だと述べています。目的は、たどり着きたい先です。この図では右端の結果が近い役目になります。斜めに入る側ではありません。位置が入れ替わっています。右端に置く箱の話です。向きが逆です。入ってくる側が原因になります。
この問題の用語
- 特性要因図結果と原因の関連を、魚の骨のような形に整理してまとめた図です。どの原因が結果に効いているかを、体系立てて明らかにできます。
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問77
同じ用語が出る問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)