(2024年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問43
金融資産運用
期待収益率に関する問題
A資産の期待収益率が2.0%、B資産の期待収益率が5.0%の場合に、A資産を40%、B資産を60%の割合で組み入れたポートフォリオの期待収益率は、( )である。
- 13.5%
- 23.8%
- 37.0%
答えと解説を見る
✓ これが正解23.8%
解説
2.0%×0.4+5.0%×0.6=3.8%になります。
ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を、それぞれの組入比率で加重平均して求めます。組入比率が大きい資産ほど、全体の期待収益率に与える影響が大きくなります。
この問では、A資産の期待収益率2.0%に組入比率40%を掛け、B資産の期待収益率5.0%に組入比率60%を掛けて合計します。式で表すと、2.0%×0.4+5.0%×0.6=0.8%+3.0%=3.8%です。結果は2つの資産の期待収益率の間に収まり、組入比率の大きいB資産の5.0%寄りの値になります。
したがって、空欄には3.8%が入ります。
覚え方として、ポートフォリオの期待収益率は組入比率による加重平均で求め、単純な平均や合計ではないと押さえておくと、計算の取り違えを防げます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 13.5%:3.5%は、2.0%と5.0%を足して2で割った単純平均の値です。組入比率がA資産40%、B資産60%と異なるので、比率で重みを付けた加重平均で計算する必要があります。
- 37.0%:7.0%は、2.0%と5.0%をそのまま足した値です。組入比率を掛けずに合計しているため、各資産の期待収益率の間に収まらず、ポートフォリオ全体の期待収益率にはなりません。
出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(2024年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問43(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)