第109回 午前 問11
保健統計学
学校保健統計調査で正しいの
文部科学省が実施する学校保健統計調査で正しいのはどれか。
- 1悉皆調査である。
- 2毎年10月に行われる。
- 3学校で実施する健康診断の結果に基づいている。
- 4学校管理下で死亡した児童生徒数が集計されている。
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✓ これが正解3学校で実施する健康診断の結果に基づいている。
解説
学校保健統計調査は、学校の健康診断の結果をもとに集計します。
学校保健統計調査は、文部科学省が学校に在籍する幼児・児童・生徒の発育と健康の状態を明らかにするために行う統計調査です。調査の方法、時期、もとになる資料を押さえているかで判断します。
この調査は、学校保健安全法に基づいて学校で毎年行う定期の健康診断の結果をもとにしています。身長・体重といった発育の状態と、視力やむし歯などの健康の状態を、抽出した学校の健康診断の記録から集計します。したがって、学校で実施する健康診断の結果に基づいているとする記述が正しい内容です。
ほかの記述を確かめると、調査は全員を調べる悉皆調査ではなく抽出による標本調査です。時期は健康診断を行う4月1日から6月30日の間で、10月ではありません。また、学校管理下で死亡した児童生徒の数は、この調査の集計項目ではなく、災害共済給付などの別の仕組みで把握されるものです。
覚え方として、学校保健統計調査は健康診断の結果を使う、標本調査、春に実施、の3点を組で押さえておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1悉皆調査である。:学校保健統計調査は標本調査で、発育状態調査は層化二段無作為抽出法、健康状態調査は層化集落抽出法で対象を選んでいます。全員を対象とする悉皆調査ではありません。
- 2毎年10月に行われる。:調査は学校保健安全法による健康診断の結果に基づき、4月1日から6月30日の間に実施されます。健康診断の時期に合わせた春の調査で、10月に行うものではありません。
- 4学校管理下で死亡した児童生徒数が集計されている。:集計されるのは発育状態と、視力やむし歯などの健康状態です。学校管理下で起きた死亡は、日本スポーツ振興センターの災害共済給付などで把握され、この調査の項目ではありません。
出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問11(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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