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第109回 午前 問39

疫学

全数把握に関する問題

感染症発生動向調査で全数把握の対象となるのはどれか。2つ選べ。

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✓ これが正解1結核

✓ これが正解2麻疹

解説

全数把握の対象は、二類感染症の結核と五類感染症の麻疹です。

感染症発生動向調査では、感染症法の類型ごとに、すべての患者の届出を求める全数把握と、指定した医療機関(定点)からだけ報告を受ける定点把握に分けて情報を集めます。どの感染症がどちらに当たるかで判断します。

結核は二類感染症で、一類から四類までの感染症はすべて全数把握の対象です。診断した医師は直ちに最寄りの保健所長を経由して都道府県知事に届け出ます。したがって、結核は全数把握の対象として正しい内容です。

麻疹は五類感染症ですが、感染力が非常に強く、1例でも発生すれば迅速な対応が必要なため、五類の中でも全数把握の対象とされ、診断した医師は直ちに届け出ることとされています。したがって、麻疹も全数把握の対象として正しい内容です。

ほかの3つは五類の定点把握の対象で、手足口病は小児科定点、マイコプラズマ肺炎は基幹定点、性器クラミジア感染症は性感染症の定点から報告されます。覚え方として、一〜四類はすべて全数、五類は麻疹・風疹などの一部が全数で残りは定点、と分けて押さえましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問39(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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