第110回 午後 問4
公衆衛生看護活動展開論
生活習慣病に関する問題
生活習慣病をもつ住民が自身の生活を見直すために役立つ情報を集め活用するのに必要なのはどれか。
- 1リーダーシップ
- 2コンプライアンス
- 3ヘルスリテラシー
- 4アカウンタビリティ
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✓ これが正解3ヘルスリテラシー
解説
健康情報を集めて使いこなす力はヘルスリテラシーです。
この問題は、健康に関する情報を自分で探し、理解し、良し悪しを見極め、生活の判断に生かす力を何と呼ぶかを問うています。この力をヘルスリテラシーといい、健康教育や保健指導で住民の自己管理を支える土台として重視されています。
設問の住民は、生活習慣病をもちながら自分の生活を見直すために情報を集め、活用しようとしています。必要なのは他者を導く力でも、決まりを守る姿勢でもなく、情報を自分で使いこなす力です。リーダーシップは集団を目標へ導く働き、コンプライアンスは法令や規則に従うこと、アカウンタビリティは説明責任を指し、いずれも個人が情報を活用する力とは別の概念です。したがって、ヘルスリテラシーが正解です。
リテラシーは読み書きの能力を意味する語なので、健康情報を読み解いて使う力と結び付けると覚えやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1リーダーシップ:リーダーシップは、集団の目標に向けてメンバーをまとめ、導いていく働きを指します。住民が自分の生活の見直しのために情報を集めて生かす力とは、向きが異なります。
- 2コンプライアンス:コンプライアンスは法令や規則を守ることを指し、医療の場面では指示どおりに治療を続けるという意味でも使われます。自分で情報を探して判断に生かす力を表す語ではありません。
- 4アカウンタビリティ:アカウンタビリティは、行政や組織が自らの活動について説明を尽くす責任を指します。住民一人ひとりが健康情報を活用する能力とは別の概念です。
出典:第110回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問4(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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