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第110回 午後 問23

疫学

オッズ比の大きさが指標となるの

因果関係を推論する上で相対危険やオッズ比の大きさが指標となるのはどれか。

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✓ これが正解2関連の強固性

解説

相対危険やオッズ比の大きさは、関連の強固性の指標です。

因果関係の推論では、ヒル(Hill)などが示した判定の基準を手掛かりにします。関連の強固性、一致性、特異性、時間性、整合性などがあり、それぞれが何を確かめる観点なのかを区別することが大切です。

関連の強固性(強さ)は、要因と疾病の関連がどれだけ強いかという観点で、その大きさを表す指標が相対危険やオッズ比です。たとえば喫煙者の肺がんの相対危険が非常に大きいことは、偶然や小さな偏りだけでは説明しにくく、因果関係を支える根拠になります。したがって、関連の強固性が正解です。一致性は異なる集団や研究方法でも同じ関連が繰り返し観察されるか、時間性は要因が疾病より先にあるか、整合性はこれまでの生物学的な知識や他の事実と矛盾しないか、特異性は特定の要因と特定の疾病が対応しているかを見る観点です。

基準の名前と確かめる内容を、強固性は数値の大きさ、一致性は繰り返し、時間性は前後関係、と対にして覚えると見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第110回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問23(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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