平成21年度 秋期 問2
企業活動
パレート図に関する問題
パレート図の使用が最も適切である分析対象はどれか。
- ア生産工程の信頼性
- イ製品の重量のばらつき
- ウ品質不良の要因ごとの構成比率
- エ二つの変動要素の間の関係
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✓ これが正解ウ品質不良の要因ごとの構成比率
解説
多い順に並べて、どこを直せば効くかを見つける図です。
品質を良くしたいとき、どこから手を付けるかが問題になります。不良の原因はいくつもあり、全部を同時には直せません。そこで、原因ごとの件数を多い順に並べた棒を描きます。棒の上には、左から積み上げた割合の折れ線を重ねます。すると、上位のいくつかで全体の大半を占めることが見えてきます。この図がパレート図で、割合の内訳を分析の対象とします。だから品質不良の要因ごとの構成比率を挙げた肢が当たります。少数の原因が大半を生むという経験則が、この形の土台でした。限られた手を、効きの大きいところへ集めるために使います。直した後にもう一度描けば、効いたかどうかも見えます。シラバスも、品質を扱う各種の図と並べてこの名を挙げています。上位のいくつかを直せば、大半が片づきます。残る三つは、いずれも別の図が受け持つ分析でした。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア生産工程の信頼性:生産の工程がどれだけ確かかを見ると述べた肢です。止まらずに動き続ける度合いを測る話に当たります。件数を多い順に並べる図では、この度合いを読めません。数え上げる対象が、そもそも違っていました。測る対象が別でした。
- イ製品の重量のばらつき:製品の重さの散らばりを見るというのが、この肢です。値がどこに集まり、どこまで広がるかを調べます。分布の形を見る図は別にあり、こちらは棒の並べ方が違います。多い順に並べる図では、散らばりを読み取れません。分布の図が別にあります。
- エ二つの変動要素の間の関係:二つの変わる量のあいだの関わりを見る肢のほうです。点を打って散らばり方を見る図が、これに向いています。軸が二つ必要なので、一つの軸に並べる図とは形が違いました。要因ごとの割合を出す図では、関わりは見えません。軸の数が違いました。
この問題の用語
- パレート図項目ごとの出現頻度を大きい順に棒で並べ、累積和を折れ線で描く図です。上位のどれを直せば全体が大きく改善するかを見つけられます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- 工程仕事を進める順序と段取りのまとまりを指します。図表にして管理し、重要な期日や作業の順序、進み具合を目に見える形にします。
- 信頼性意図した動きと実際の結果が食い違わない度合い。情報セキュリティでは一貫しているという特性、機器ではRASISのRとして壊れにくさを指します。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問2
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 問51(パレート図)
- 令和6年度 問14:パレート図に関する問題(パレート図)
- 令和5年度 問38(パレート図)
- 令和4年度 問48:特性要因図に関する問題(パレート図)
- 令和4年度 問31(パレート図)
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