平成22年度 春期 問15
技術戦略
組込みシステムに関する問題
組込みソフトウェアに該当するものはどれか。
- ア工業製品の設計や図面の作成,モデリングなどを行うソフトウェア
- イ自動車のエンジンに供給する燃料の量を制御するソフトウェア
- ウディジタルカメラで撮影した画像の編集を,PC で行うソフトウェア
- エ表計算ソフトの機能の一つとして,マクロ計算を行うソフトウェア
答えと解説を見る
✓ これが正解イ自動車のエンジンに供給する燃料の量を制御するソフトウェア
解説
機器の中に埋め込まれ、その機器だけを動かす仕組みです。
仕組みは、どこで動くかで呼び名が分かれます。機器に埋め込まれた組込みシステムが、設問の対象でした。その機器を制御することだけを受け持ちます。車の中で、燃料を送る量を調える働きがその例でした。だからこの働きを挙げた肢が当たり、機器の中にあります。外から入れ替えることは、ふつう想定されていません。限られた部品と電気の中で、確かに動く必要がありました。図面を描く仕事を助けるソフトウェアは、机の上で動く道具です。人が操作して使うので、埋め込まれてはいませんでした。撮った画像を手元の PC で直すソフトウェアも、同じく机の上で動きます。表の計算に備わる自動の手順も、そのソフトウェアの中の働きでした。どれも人が呼び出して使う形になっています。つまり機器の中にあるかどうかで、四つは分かれました。シラバスも、この仕組みの概念を学ぶよう求めています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア工業製品の設計や図面の作成,モデリングな…:図面を描く仕事を助けるソフトウェアのほうです。設計や作図を、机の上で行う道具でした。人が操作しながら使う形になります。機器の中に埋め込まれてはいませんでした。動く場所が違います。呼び出して使うソフトウェアです。机の上で動くソフトウェアです。
- ウディジタルカメラで撮影した画像の編集を,…:撮った画像を手元の PC で直すソフトウェアが、こちらです。色や明るさを整えるための道具でした。やはり机の上で、人が使う形になります。撮る機器の中で動く仕組みではありません。働く場所が別でした。後から手を入れるソフトウェアです。後から直すソフトウェアでした。
- エ表計算ソフトの機能の一つとして,マクロ計…:表の計算に備わる自動の手順が、こちらです。決まった作業を、まとめて実行できました。便利ではありますが、表計算ソフトの中の働きです。機器を制御する仕組みではありませんでした。埋め込まれてもいません。層が別にあります。呼び出して使うものでした。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問15
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)