平成24年度 秋期 (特別措置試験) 問75
システム構成要素
ベンチマークに関する問題
コンピュータシステムの性能評価を中立的な立場で行うために,各種ベンチマークテストの開発や評価結果を公開することを目的として設立された団体はどれか。
- アGNU
- イISO
- ウOSI
- エSPEC
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✓ これが正解エSPEC
解説
性能を測る物差しを作り、測った結果を公けにする団体です。
性能を比べるには、共通の物差しが必要です。作った側が自分で測ると、都合の良い測り方に寄りがちでした。だから中立の立場で物差しを作る団体が置かれます。ベンチマークと呼ぶ測り方を決め、測った結果も公けにしました。この団体の名を挙げた肢が当たり、性能の比較を支えます。公けにされるので、誰でも同じ土俵で見比べられました。自由に使える道具をそろえる取り組みは、別の名を持ちます。広く決まりを定める国際の機関も、また別にありました。そちらは工業のさまざまな分野で規格を作ります。ネットワークのつなぎ方を七つの層に分けた考え方も、別の名でした。層の分け方を示す模型であって、団体の名ではありません。つまり性能の物差しを専らに扱うのは、一つだけでした。シラバスも、この測り方を性能の用語として挙げています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アGNU:自由に使える道具をそろえる取り組みの肢です。誰でも中身を見て手を入れられるようにしました。広く使われている道具を数多く生んでいます。ただし性能を測る物差しの団体ではありません。目指している先が違いました。物差しではありません。
- イISO:広く規格を定める国際の機関という肢が、こちらです。工業のさまざまな分野で決まりを作りました。品質や環境の枠組みも、この機関の仕事です。性能の物差しを専らに扱う団体ではありません。扱う幅がずっと広いのです。幅が広すぎました。
- ウOSI:ネットワークのつなぎ方を七つの層に分けた肢が、こちらです。どの層が何を受け持つかを整理した模型でした。通信を学ぶうえでの土台になっています。そもそも団体の名ではありませんでした。指しているものが別です。層の分け方を示す図でした。
この問題の用語
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問75
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