平成26年度 春期 (特別措置試験) 問2
ビジネスインダストリ
組込みシステムに関する問題
PC 用の OS を情報家電の OS に採用することがある。その目的として,最も適切なものはどれか。
- ア稼働に必要なメモリの削減
- イ外部からの攻撃対象となるリスクの低下
- ウ処理スピードの向上
- エソフトウェアの開発期間の短縮
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✓ これが正解エソフトウェアの開発期間の短縮
解説
作らずにあるものを使うとき、得をするのは作る期間の短さです。
家電の中身を動かす OS を、一から作るか借りるかという話です。世の中に出回っているものを載せれば、作る手間が省けます。開発の道具も、部品も、扱える技術者も、すでにそろっています。だから世に出すまでの期間が短くなります。組込みシステムで既製品を選ぶ理由は、まずここです。多くの人が使うものは機能が多く、メモリをよけいに取ります。その機器のためだけに削り込んだものより、動きも重くなりがちです。利用者が多いということは、破り方も広く知られているということです。つまり容量と速さと守りは、専用に作ったほうが有利になります。既製のものを選ぶ利点は、速さと安さと人手の側にほぼ出ます。逆に性能や安全を挙げた肢は、たいてい向きが裏返っています。三つが同じ向きで誤っているなら、残る一つを選べば足ります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア稼働に必要なメモリの削減:必要なメモリが減ると述べています。多くの人に向けたものは、使わない機能まで抱えています。だから専用に作ったものより場所を食うのがふつうです。小さく収めたいなら、専用に作るほうを選ぶことになります。小さく作る話とは逆です。
- イ外部からの攻撃対象となるリスクの低下:外から攻められる危うさが下がると述べています。世に広まっているものほど、弱いところも知れ渡っています。狙う側から見れば、同じ手が多くの機器に通じます。守りを厚くしたい場面では、この選択はむしろ不利に働きます。
- ウ処理スピードの向上:処理の速さが上がると述べています。余分な仕組みを抱えるぶん、かえって遅くなりがちです。その機器だけを考えて削ったもののほうが速く動きます。速さを第一に置くなら、専用に作る道を選ぶことになります。専用品のほうが軽快です。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問2
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