平成26年度 春期 (特別措置試験) 問34
システム開発技術
開発者 A さんは,入力データが意図されたとおりに処理されるかを,プログラムの内部構造を分析し確認している。現在 A さんが行っているテストはどれか。
- アシステムテスト
- イトップダウンテスト
- ウブラックボックステスト
- エホワイトボックステスト
答えと解説を見る
✓ これが正解エホワイトボックステスト
解説
箱の中身が見えているかどうかで、呼び名が決まります。
試験の言葉は、いくつかの軸に分かれて並んでいます。一つ目の軸は、中の作りを見るか見ないかです。中が見えている前提で作るほうを、白い箱と呼びます。分岐や命令やくり返しをたどって、試す道を決めます。設問は、内部の構造を分析していると書いています。だからホワイトボックステストが当てはまります。中が見えない前提で作るほうは、黒い箱と呼ばれます。そちらは入れたものと出てきたものだけを見ます。二つ目の軸は工程の段階を表すもので、部品ごと、つないだ後、全体、受け入れの順に進みます。三つ目の軸は、つなぐときの進め方にあたります。上から下へ降りる形と、下から上へ積む形があります。四つの肢が別々の軸から来ているのが、この問の作りです。設問がどの軸を聞いているかを見れば、残りは自動で落ちます。三つの軸を先に並べておくと確かです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アシステムテスト:工程の順を表す言葉のうち、全体を通して行うものです。どう作るかではなく、いつ行うかを表しています。設問が聞いているのは作り方のほうです。工程の段階を問われたなら、こちらが答えになります。いつ行うかを表す言葉です。
- イトップダウンテスト:つなぐときの進め方を表す言葉です。上位から下位へ降りる形で、仮の部品を使います。中を見るか見ないかという軸とは別のものです。結合の順序を問われたなら、こちらが答えです。仮の部品を置いて進めます。上から下へ降りる形です。
- ウブラックボックステスト:中の作りを見ない前提で作るほうの名前です。入れたものと出てきたものだけを手掛かりにします。設問は内部の構造を見ていると書いています。向きがちょうど逆になっている肢です。入れたものと出たものだけを見ます。中は開けません。
この問題の用語
- ホワイトボックステストプログラムの中身を見ながら、内部の通り道を確かめる検査です。中身を見ずに入出力だけで確かめるやり方とは、対になります。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- システムテスト作り上げたシステム全体が、求めたとおり動くかを確かめる試験です。機能のほか、性能や操作性、異常時の動きなども確かめます。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問34
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 問42:単体テストに関する問題(システムテスト)
- 令和4年度 問45:ブラックボックステストの問題(ホワイトボックステスト)
- 令和3年度 問38:システム監査に関する問題(システムテスト)
- 平成30年度 秋期 (特別措置試験) 問44:ホワイトボックステストの問題(ホワイトボックステスト)
- 平成26年度 秋期 (特別措置試験) 問44(ホワイトボックステスト)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)