令和5年度 問35
企業活動
IoTに関する問題
第4次産業革命に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア医療やインフラ,交通システムなどの生活における様々な領域で,インターネットやAIを活用して,サービスの自動化と質の向上を図る。
- イエレクトロニクスを活用した産業用ロボットを工場に導入することによって,生産の自動化と人件費の抑制を行う。
- ウ工場においてベルトコンベアを利用した生産ラインを構築することによって,工業製品の大量生産を行う。
- エ織機など,軽工業の機械の動力に蒸気エネルギーを利用することによって,人手による作業に比べて生産性を高める。
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✓ これが正解ア医療やインフラ,交通システムなどの生活における様々な領域で,インターネットやAIを活用して,サービスの自動化と質の向上を図る。
解説
生活の様々な領域を、AIとつながりで自動化する段階です。
産業の大きな転換は、何を動力とし、何を自動化してきたかで段階に分けられます。蒸気の力を使って機械を動かした段階、電気を使って流れ作業で大量に作った段階、機械やロボットを取り入れて工場の中を自動にした段階と進み、いま起きているのが第4次産業革命です。ここでの舞台は工場の中だけではありません。医療やインフラ、交通システムといった生活の様々な領域で、IoTによって集めたデータをAIが判断に使い、サービスそのものを自動化し、質を高めていきます。よって最も適切なのは、生活の様々な領域でインターネットやAIを活用して、サービスの自動化と質の向上を図るという記述です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イエレクトロニクスを活用した産業用ロボット…:エレクトロニクスを活用した産業用ロボットを工場に導入し、生産の自動化と人件費の抑制を行うのは、その一つ前の段階の説明です。舞台が工場の中に限られており、生活の様々な領域まで広がっていません。
- ウ工場においてベルトコンベアを利用した生産…:工場でベルトコンベアを利用した生産ラインを組み、工業製品を大量生産するのは、さらに前の段階に当たります。同じものを大量に安く作ることが主眼で、一人ひとりに合わせて質を高める話ではありません。
- エ織機など,軽工業の機械の動力に蒸気エネル…:織機など軽工業の機械の動力に蒸気エネルギーを使い、人手による作業より生産性を高めるのは、最初の段階の説明です。動力を人や家畜から機械に置き換えた段階であり、データを使って判断を自動にする話とは大きく隔たっています。
この問題の用語
- ボット人に代わって決まった作業を自動でこなすプログラムのことです。攻撃者の指示で動くよう乗っ取られた機器やプログラムを指すこともあります。
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
出典:令和5年度 ITパスポート試験 問35
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