第36回 問題23
こころとからだのしくみ
成人の爪に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 1主成分はタンパク質である。
- 21日に1mm程度伸びる。
- 3爪の外表面には爪床がある。
- 4正常な爪は全体が白色である。
- 5爪半月は角質化が進んでいる。
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✓ これが正解1主成分はタンパク質である。
解説
成人の爪の主成分は、タンパク質です。
爪は、皮膚の一部である表皮の角質が変化して硬くなったものです。主な成分はケラチンというタンパク質で、髪の毛と同じ仲間の成分からできています。したがって、主成分はタンパク質であるという記述が正しいものです。
爪のしくみを整理すると、ふだん目にしている硬い板の部分を爪甲といい、その下で爪甲を支えている部分を爪床といいます。爪床には血管が多いため、健康な爪は血液の色が透けて淡いピンク色に見えます。根元に見える白い半月形の部分は爪半月で、新しくつくられたばかりの、まだ角質化が十分に進んでいない爪です。
爪の伸びる速さは、手の爪で1日に0.1mm程度とされ、1日1mmはその10倍にあたります。爪は皮膚の付属器の一つで、状態から健康の手がかりが得られることもあります。爪の問題では、成分はタンパク質、色は淡いピンク、根元の白い部分は若い爪、と覚えておくと見分けやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 21日に1mm程度伸びる。:1日に1mmだと、1か月で3cmほども伸びることになり、実際より大きすぎます。成人の手の爪が伸びる速さは、1日0.1mm程度とされています。
- 3爪の外表面には爪床がある。:爪床は、爪の板(爪甲)の下にあって、爪を下から支えている部分です。爪の外側の表面にあるものではないので、位置の説明が逆になっています。
- 4正常な爪は全体が白色である。:健康な爪は、下にある爪床の血管が透けて淡いピンク色に見えます。爪全体が白くなっている場合は、むしろ何らかの異常を疑うきっかけになります。
- 5爪半月は角質化が進んでいる。:爪半月は、爪の根元に見える白っぽい部分で、新しくつくられたばかりの爪です。角質化はまだ十分に進んでいないため、記述は逆の説明になっています。
出典:第36回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題23。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。
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