過去問解きまくり研究所 ホーム

第37回 問題43

認知症の理解

次のうち,認知症(dementia)のリスクを高める要因として,最も適切なものを1つ選びなさい。

答えと解説を見る

✓ これが正解3歯がなくなることによる咀嚼機能の低下

解説

歯を失い噛む力が落ちることは、認知症のリスクを高める要因です。

認知症の発症には、加齢や遺伝だけでなく、日々の暮らし方や体の状態など、変えられる要因も関わるとされています。この問では、それぞれの記述がリスクを高める側なのか、むしろ下げる側なのかを見分けます。

身体活動やボランティア活動は、体を動かし人と交流する機会になるため、認知機能を保つ側の行動とされています。不飽和脂肪酸(魚や植物の油に多い脂肪)の摂取も、食生活の面では望ましい側に挙げられることが多いものです。難聴そのものはリスク要因とされますが、補聴器で聞こえを補うことは対策の側にあたります。

これに対し、歯がなくなって咀嚼機能(食べ物を噛み砕く力)が低下すると、噛むことによる刺激が減り、食べられる物も偏りやすくなります。こうした口の機能の低下は、認知症のリスクを高める要因の一つとして挙げられています。

機能が失われた状態はリスクを高める側、活動や補う工夫は下げる側、と整理すると紛らわしい記述を外しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第37回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題43。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)