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第38回 問題12

介護の基本

介護福祉職が受けるストレスチェック制度に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解4心理的な負担の程度を把握するためのものである。

解説

ストレスチェックは、心理的な負担の程度を把握するための検査です。

ストレスチェック制度は労働安全衛生法に基づく仕組みで、同法第66条の10は、事業者は労働者に対し、医師、保健師などによる心理的な負担の程度を把握するための検査を行わなければならないと定めています。働く人が自分のストレスの状態に気づき、メンタルヘルスの不調を未然に防ぐことがねらいです。心理的な負担の程度を把握するためのものという記述が、法律の文言に沿った正しい内容です。

実施の頻度は厚生労働省令で1年以内ごとに1回とされ、結果は本人に通知されて、本人の同意なく事業者には渡りません。高ストレスの人が申し出たときに医師の面接指導を行う仕組みで、治療を義務づけるものではありません。3年に1回、100名の事業場の免除、介護主任への結果提供、治療の必須という記述は、いずれも法令と合いません。

ストレスチェックは病気を診断する検査ではなく、働く人が自分の心理的な負担に気づくための検査だ、と押さえておくと判断しやすくなります。なお、出題当時の労働安全衛生法では、常時50人未満の事業場での実施は附則により当分の間の努力義務でした。現在は、労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律(令和7年法律第33号、令和7年5月公布)により、50人未満の事業場にも実施を義務づけることが決まっており、その施行は公布後3年以内に政令で定める日とされています。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第38回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題12。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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