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第111回 午前 問66

精神看護学

認知行動療法に関する問題

認知行動療法で患者に期待できる効果はどれか。

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✓ これが正解1物事の捉え方のゆがみが修正される。

解説

認知行動療法では、物事の捉え方のゆがみが修正されます。

この問は、精神療法ごとに何を目指しているかの違いで判断します。

認知行動療法は、出来事そのものではなく、その出来事をどう受け止めたかという考え方(認知)が気分や行動に影響するという考えに立つ療法です。たとえば、一度の失敗で自分は何をしてもだめだと考えてしまうような、偏った受け止め方に気づき、より現実に合った考え方や行動を身につけていきます。そのため、期待できる効果は物事の捉え方のゆがみの修正です。自分で催眠に似た落ち着いた状態に導くのは、自己暗示を用いる自律訓練法の特徴です。過去の体験や自分の態度を振り返り、無意識の葛藤への洞察を深めるのは、精神分析療法の考え方です。症状や不安をあるがままに受け入れ、目の前のすべきことに取り組めるようにするのは、森田療法の特徴です。

したがって、物事の捉え方のゆがみが修正されるという記述が適切です。認知行動療法は考え方の癖を直す、自律訓練法は自己催眠、精神分析は洞察、森田療法はあるがまま、と療法と合言葉を組にして覚えるとよいでしょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第111回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問66(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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