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第112回 午後 問60

母性看護学

妊娠に関する問題

妊娠に伴う母体の生理的変化とその時期の組合せで正しいのはどれか。

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✓ これが正解4循環血液量が最大になる。 ― 妊娠32週ころ

解説

循環血液量は妊娠32週ころに最大になります。

妊娠中の母体は、胎児の成長と出産に備えて、時期ごとに決まった変化をします。変化と時期を正しく組み合わせることが判断の軸です。

循環血液量(体をめぐる血液の量)は、胎盤や大きくなった子宮に血液を送るため、妊娠の初めから少しずつ増え、妊娠32週ころに最大になります。増え方は妊娠前の4〜5割ほどです。血漿(血液の液体部分)の増え方が赤血球の増え方より大きいので、血液が薄まった状態になり、妊娠中は貧血になりやすくなります。

ほかの組合せは時期がずれています。基礎体温は、妊娠すると黄体ホルモンの働きで高温が続き、妊娠中期に入るころから少しずつ下がっていきます。妊娠5週ころはまだ高温が続いている時期です。乳房の張り(緊満)は、妊娠のごく初めのころから現れる変化で、妊娠15週ころになって起こるものではありません。つわりは妊娠5〜6週ころに始まり、多くは妊娠12〜16週ころに軽くなっていきます。したがって正しいのは循環血液量が最大になる時期と妊娠32週ころの組合せです。覚え方: 血液量の山は32週、つわりは4か月ごろに治まる、と時期を山と谷で覚えます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第112回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問60(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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