第113回 午前 問61
母性看護学
習慣流産に関する問題
自然流産を連続( )回以上繰り返した状態を習慣流産という。( )に当てはまるのはどれか。
- 12
- 23
- 34
- 45
答えと解説を見る
✓ これが正解23
解説
自然流産を連続3回以上繰り返した状態を習慣流産といいます。
流産の分類の定義を問う問題です。流産とは妊娠22週未満で妊娠が終わることをいい、そのうち自然に起こったものを自然流産と呼びます。自然流産そのものは珍しいことではなく、妊娠のおよそ1割強で起こるとされています。
流産を繰り返す状態には2つの段階の呼び名があります。2回続けて流産した状態を反復流産、3回以上続けて流産した状態を習慣流産といいます。さらに、流産だけでなく死産も含めて、妊娠はするものの生児を得られない状態を不育症と呼び、原因の検査や治療の対象になります。設問は連続した回数を問うているので、空欄には3が入ります。
反復は2回、習慣は3回以上と、回数を対で覚えておくと、どちらを問われても取り違えにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 12:連続2回の自然流産は、反復流産と呼ばれる段階です。習慣流産はそれより1回多く、連続3回以上の流産を繰り返した場合に用いる呼び名なので当てはまりません。
- 34:連続4回という回数で区切る定義はありません。習慣流産は連続3回以上の自然流産で定義されるので、4回を下限にすると3回の人が抜け落ちてしまいます。
- 45:連続5回を下限とする呼び名はありません。習慣流産は3回以上続いた時点で当てはまるので、5回まで待つと支援や検査の開始が遅れる誤った区切りになります。
出典:第113回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問61(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)