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第115回 午前 問49

成人看護学

アドヒアランスを高める要因

慢性疾患がある成人のアドヒアランスを高める要因はどれか。

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✓ これが正解4療養方法の利益と害が分かる。

解説

療養方法の利益と害が分かるとアドヒアランスが高まります。

アドヒアランスは、患者が自分の病気や治療を理解し、納得したうえで、主体的に治療や療養法を続けていくことを指します。医療者の指示に従うかどうかを表すコンプライアンスとは違い、患者自身の参加を重視した考え方です。

療養方法を続けるとどんな利益があり、続けないとどんな害があるかが分かると、患者は治療の意味を納得し、自分から取り組みやすくなります。このためアドヒアランスを高める要因になります。反対に、自覚症状がないと治療の必要を感じにくく、薬の飲み忘れや中断につながりやすくなります。治療費が高いことは経済的な負担となって継続を妨げ、療養方法が複雑なことは実行の負担を増やします。どちらもアドヒアランスを下げる方向の要因です。

したがって正解は、療養方法の利益と害が分かることです。続けたくなる理由が増えるのか、続けにくくなる負担が増えるのかで、要因の向きを見分けると覚えやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第115回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問49(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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