平成23年度 秋期 午前Ⅱ 問8
通信プロトコル
プリアンブルに関する記述
IEEE 802.3-2005におけるイーサネットフレームのプリアンブルに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア同期用の信号として使うためにフレームの先頭に置かれる。
- イフレーム内のデータ誤りを検出するためにフレームの最後に置かれる。
- ウフレーム内のデータを取り出すためにデータの前後に置かれる。
- エフレームの長さを調整するためにフレームの最後に置かれる。
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✓ これが正解ア同期用の信号として使うためにフレームの先頭に置かれる。
解説
プリアンブルは、フレームの先頭に置く同期用の信号です。
軸は、フレームのどこに置かれ、何に使うかです。イーサネットのフレームは、先頭にプリアンブルを置き、その後ろに宛先アドレス、送信元アドレス、データなどが続き、最後に誤り検出用のフィールドが付きます。プリアンブルは1と0を交互に並べたビット列で、受信側はこれを使って送信側とビットのタイミングを合わせます。その直後にフレームの始まりを示す区切りが続き、受信側はそこからアドレスを読み始めます。先頭は同期、最後は誤り検出、と両端の役割を組で覚えると見分けやすくなります。設問はIEEE 802.3-2005を指していますが、その後の版でもプリアンブルの位置と役割は変わっていません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イフレーム内のデータ誤りを検出するためにフ…:フレームの最後に置かれ、データの誤りを検出するのは、誤り検出用のフィールドの役割です。CRCで求めた値を入れておき、受信側が計算し直して照らし合わせます。プリアンブルは先頭に置くもので、誤り検出は担いません。
- ウフレーム内のデータを取り出すためにデータ…:プリアンブルはフレームの先頭だけに置かれ、データの前後を挟む区切りではありません。データの位置は、先頭の同期と始まりの区切りのあとに続くアドレスなどの決まった並びから決まります。
- エフレームの長さを調整するためにフレームの…:フレームの長さを調整するのは、データが短すぎるときに最小長を満たすよう詰め物を足す仕組みで、データ部分の中で行います。プリアンブルは長さの調整とは関係がなく、置かれる場所も先頭です。
出典:平成23年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問8
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