平成23年度 秋期 午前Ⅱ 問17
通信プロトコル
URLに関する問題
WebブラウザでURLにhttps://ftp.example.jp/index.cgi?port=123と指定したときに,Webブラウザが接続しにいくサーバのTCPポート番号はどれか。
- ア21
- イ80
- ウ123
- エ443
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✓ これが正解エ443
解説
httpsの既定のポートは443で、port=123は単なるパラメータです。
URLのどの部分が接続先のポート番号を決めるかが軸です。ポート番号は、スキームの既定値か、ホスト名の直後にコロンで書いた番号で決まります。このURLはスキームがhttpsで、ホスト名ftp.example.jpの後ろにポート番号の指定がないので、httpsの既定のポート番号443に接続します。?より後ろのport=123は、index.cgiに渡すパラメータの文字列で、接続先のポートとは関係がありません。ホスト名の先頭がftpであることも、名前の一部にすぎません。スキーム、ホスト名とポート、パスとパラメータの三つにURLを区切って読むと迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア21:21はFTPの制御用のポート番号です。ホスト名がftpで始まっていても、それは名前の一部にすぎず、接続に使うプロトコルはURLの先頭にあるhttpsで決まります。
- イ80:80はHTTPの既定のポート番号です。先頭がhttpなら80に接続しますが、このURLはhttpsなので、暗号化した通信のための既定のポート番号に接続します。
- ウ123:123は、?より後ろにあるport=123というパラメータの値です。これはCGIプログラムに渡す文字列で、Webブラウザが接続先のポートとして使うものではありません。
この問題の用語
- URLインターネット上の場所を表す住所の文字列です。指したページがサーバに無いときは、404という番号のエラーが返ります。
- ポート番号同じ機器の中で、どの用途の通信かを見分けるための番号。住所が建物にあたるなら、これは部屋番号にあたります。
- HTTPSHTTPのやり取りをTLSで包んだもの。通信を暗号化し、つないだ先が名乗ったとおりのサーバかを証明書で確かめられます。
- WebブラウザWebページを見るためのソフト。専用のアプリを配る場合と比べて、利用者側の環境を保守する手間が軽くなります。
- TCP相手に届いたかを確かめながら送る、信頼性を重んじた通信の約束事です。ポート番号でアプリを見分け、届かない分は送り直します。
出典:平成23年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 春期 午前Ⅱ 問25:マッシュアップに関する問題(Webブラウザ)
- 令和5年度 春期 午前Ⅱ 問13:WebDAVの特徴(URL)
- 令和元年度 秋期 午前Ⅱ 問17:Cookieに関する問題(URL)
- 平成30年度 秋期 午前Ⅱ 問18:HSTSに関する問題(HTTPS)
- 平成30年度 秋期 午前Ⅱ 問15:WebSocketの説明(HTTPS)
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