平成25年度 秋期 午前Ⅱ 問10
ネットワーク方式
クラスDに関する問題
クラスDのIPアドレスを使用するのはどの場合か。
- ア端末数が250台程度までの比較的小規模なホストアドレスを割り振る。
- イ端末数が65,000台程度の中規模なホストアドレスを割り振る。
- ウプライベートアドレスを割り振る。
- エマルチキャストアドレスを割り振る。
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✓ これが正解エマルチキャストアドレスを割り振る。
解説
クラスDのIPアドレスはマルチキャストに使われます。
IPv4のアドレスは、もともと先頭のビットの並びによってクラスAからクラスEに分けられていました。クラスA、B、Cは一つのホストを指すユニキャストのアドレスで、ネットワークの規模に応じて使い分けます。これに対してクラスDは、先頭の4ビットが1110で始まる224.0.0.0から239.255.255.255の範囲で、特定のグループに属する複数のホストへ同時に届けるマルチキャストのために使います。クラスDにはネットワーク部とホスト部の区切りがなく、ホストを割り振る用途にはそもそも向きません。A〜Cは規模別のユニキャスト、Dはマルチキャスト、Eは実験用、と並べて覚えておくと整理できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア端末数が250台程度までの比較的小規模な…:250台程度までのホストを収める小規模なネットワークに使うのはクラスCです。ホスト部が8ビットで、割り当てられるホストは254台までとなるため、この説明はクラスCに当てはまります。
- イ端末数が65,000台程度の中規模なホス…:65,000台程度のホストを収める中規模なネットワークに使うのはクラスBです。ホスト部が16ビットあるので、割り当てられるホストは65,534台までとなり、この規模の説明はクラスBのものです。
- ウプライベートアドレスを割り振る。:プライベートアドレスは、クラスA、B、Cのそれぞれに範囲が用意されています。10.0.0.0から始まる範囲や192.168.0.0から始まる範囲などで、クラスDのアドレスはプライベートアドレスには使いません。
この問題の用語
- IPアドレスネットワークにつながった機器を見分けるための番号。通信はこの番号を宛先として届けられ、名前からは変換して求めます。
出典:平成25年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10
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