平成28年度 秋期 午前Ⅱ 問8
ネットワーク方式
アドレスクラスに関する問題
クラス D の IP アドレスを使用するのはどの場合か。
- ア端末数が 250 台程度までの比較的小規模なホストアドレスを割り振る。
- イ端末数が 65,000 台程度の中規模なホストアドレスを割り振る。
- ウプライベートアドレスを割り振る。
- エマルチキャストアドレスを割り振る。
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✓ これが正解エマルチキャストアドレスを割り振る。
解説
クラス D の IP アドレスはマルチキャスト用に使います。
IPv4 アドレスのクラスは、先頭のビットの並びで決まります。クラス D は先頭の4ビットが 1110 で、10 進数の表記では 224.0.0.0 から 239.255.255.255 までの範囲にあたります。この範囲は、特定のグループに属する複数のホストへ同時に送るマルチキャストのアドレスとして使われ、個々のホストを区別するネットワーク部とホスト部の区切りを持ちません。見分ける軸は、そのクラスが一つのホストを指す用途か、グループを指す用途かです。A、B、C は規模の違うネットワークのホスト向け、D はマルチキャスト、と用途で整理すると覚えやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア端末数が 250 台程度までの比較的小規…:250 台程度までの小規模なネットワークにホストアドレスを割り振るのは、ホスト部が8ビットのクラス C です。クラス D はホストを個別に指すアドレスではないので、この用途には使いません。
- イ端末数が 65,000 台程度の中規模な…:65,000 台程度の中規模なネットワーク向けにホストアドレスを割り振るのは、ホスト部が 16 ビットのクラス B です。クラス D は、ホストの台数の規模で使い分けるクラスではありません。
- ウプライベートアドレスを割り振る。:プライベートアドレスは、クラス A、B、C のそれぞれの中に範囲が定められています。クラス D の範囲はマルチキャスト用であり、組織の内部で自由に使うプライベートアドレスには含まれません。
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問8
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