令和5年度 春期 午前Ⅱ 問2
データ通信と制御
多重化に関する問題
高速無線通信で使われている多重化方式であり,データ信号を複数のサブキャリアに分割し,各サブキャリアが互いに干渉しないように配置する方式はどれか。
- アCCK
- イCDM
- ウOFDM
- エTDM
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✓ これが正解ウOFDM
解説
サブキャリアを干渉させずに並べる多重化方式はOFDMです。
OFDM(直交周波数分割多重)は、送りたいデータを多数のサブキャリア(周波数が少しずつ異なる搬送波)に分けて、並行して送る多重化方式です。各サブキャリアは互いに直交する関係になるように周波数の間隔を選んで並べるので、周波数の一部が重なっていても干渉せずに分離できます。これにより周波数を効率よく使え、反射などで遅れて届く電波の影響にも強くなります。無線LANや携帯電話などの高速な無線通信で使われています。直交するサブキャリアを重ねて並べる、と名前の意味で覚えると見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アCCK:CCKは、IEEE 802.11bの無線LANで使われた変調方式で、一つの搬送波でデータを送ります。データを多数のサブキャリアに分けて並べる仕組みではないため、設問の説明には当たりません。
- イCDM:CDMは、利用者ごとに異なる符号を割り当て、同じ周波数と時間を共有しながら信号を区別する多重化方式です。周波数をサブキャリアに分けて並べるのではなく、符号の違いで信号を分ける点が異なります。
- エTDM:TDMは、一つの回線を短い時間の区切りに分け、それぞれの区切りを別々の信号に割り当てる多重化方式です。分ける単位が時間であり、周波数を複数のサブキャリアに分ける方式ではありません。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問2
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