令和7年度 春期 午前Ⅱ 問10
通信プロトコル
UDPに関する問題
IPネットワークにおいて経路情報の交換にUDPを用いるルーティングのプロトコルはどれか。
- アBGP
- イOSPF
- ウRARP
- エRIP
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✓ これが正解エRIP
解説
RIP は UDP の520番ポートで経路情報を交換します。
ルーティングのプロトコルが経路情報を運ぶ方法は、プロトコルごとに違います。RIP は、経路情報を UDP に載せ、520番ポートを使ってルータ同士でやり取りします。定期的に経路表を送り合う方式なので、一つ一つの配送を確実にする必要が小さく、手軽な UDP が使われています。BGP は TCP の上で動き、OSPF は TCP も UDP も使わずに IP パケットへ直接載せます。見分ける軸は、それぞれのプロトコルがどの層の何に載っているかです。RIP は UDP、BGP は TCP、OSPF は IP に直接、と三つを並べて覚えておくと迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アBGP:BGP は、経路情報を TCP のコネクションの上でやり取りし、179番ポートを使います。大量の経路を確実に届ける必要があるため、UDP ではなく TCP を使っています。
- イOSPF:OSPF は、TCP や UDP を使わず、経路情報を IP パケットのデータ部分に直接入れて送ります。IP ヘッダーのプロトコル番号で OSPF であることを示すので、UDP を用いるプロトコルではありません。
- ウRARP:RARP は、自分の MAC アドレスから IP アドレスを問い合わせるためのプロトコルです。経路情報を交換するルーティングのプロトコルではなく、UDP も使いません。
この問題の用語
- UDP届いたかを確かめず、速さを優先して送る通信の約束事です。TCPと同じくポート番号でアプリを見分け、音声や動画の配信に向きます。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10
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