平成25年度 春期 午前Ⅱ 問23
法務
基準値を超える鉛,水銀などの有害物質を電気・電子機器に使用することを制限するために,欧州連合が 2006 年に施行したものはどれか。
- アISO 14001
- イRoHS 指令
- ウWEEE 指令
- エグリーン購入法
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✓ これが正解イRoHS 指令
解説
RoHS 指令は、EUで電気・電子機器の有害物質の使用を制限する指令です。
RoHS 指令は、欧州連合が電気・電子機器に含まれる特定の有害物質の使用を制限するために定めた指令です。鉛、水銀、カドミウム、六価クロムなどについて含有の上限となる基準値が設けられ、基準を超える製品は欧州連合の市場に出せなくなります。設問の、欧州連合が施行し、鉛や水銀などの有害物質を電気・電子機器に使うことを制限するという条件に、この内容が一致します。日本から欧州へ機器を輸出する企業も対応が必要になるため、設計や調達の段階から部品の含有物質を管理します。見分ける軸は、規制の主体がどこか、何を対象に何を求めるかです。使用の制限が RoHS、廃棄とリサイクルが WEEE、と組で覚えると区別できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アISO 14001:ISO 14001 は、組織が環境への負荷を継続的に減らすための仕組みである環境マネジメントシステムの国際規格です。組織の取組みの枠組みを定めるもので、欧州連合が機器の有害物質の使用を制限する法令ではありません。
- ウWEEE 指令:WEEE 指令も欧州連合の指令ですが、対象は使用済みの電気・電子機器の回収やリサイクルです。廃棄の段階を扱うもので、製品に有害物質を使うこと自体を制限する指令ではありません。
- エグリーン購入法:グリーン購入法は、国などの公的機関に環境への負荷が少ない製品の調達を求める日本の法律です。欧州連合の規制ではなく、有害物質の使用を制限するものでもありません。
この問題の用語
- グリーン購入環境への負担が小さい製品やサービスを選んで買うことです。社会的責任のうち、環境対策の観点から行う取組みにあたります。
出典:平成25年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問23
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