過去問解きまくり研究所 ホーム

第58回 午前 問30

理学療法治療学

足関節内反捻挫に関する問題

足関節内反捻挫後に筋力増強運動を行う下肢の筋で、再発予防に最も有効なのはどれか。

答えと解説を見る

✓ これが正解5長腓骨筋

解説

内反捻挫の再発予防には外がえしを担う長腓骨筋を鍛えます。

足関節内反捻挫は、足が内側へひねられて、足関節の外側の靱帯が傷つくけがです。再発を防ぐには、足が内側へ倒れ込むのを筋の力で止められるようにすることが大切です。足を外がえしにする(足底を外へ向ける)方向に働く筋が、その役目を担います。

長腓骨筋は、下腿の外側を通って足の外くるぶしの後ろを回り、足底を横切って内側の骨に付く筋です。足関節を底屈させつつ外がえしにする働きがあり、内反を止める代表的な筋です。したがって、長腓骨筋の筋力増強が再発予防に最も有効です。

下腿三頭筋は主に足関節の底屈、後脛骨筋は内がえし、前脛骨筋は背屈と内がえし、長指屈筋は足指の屈曲を担う筋で、内反を止める方向には働きません。くるぶしの外側を通る筋は外がえし、内側を通る筋は内がえし、と走行で覚えると整理しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第58回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問30(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)