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第59回 午前 問31

臨床医学

変形性股関節症でみられるの

変形性股関節症でみられるのはどれか。

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✓ これが正解5Trendelenburg徴候

解説

片脚立ちで反対側の骨盤が下がるTrendelenburg徴候がみられます。

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減って変形が進む病気で、日本では臼蓋形成不全(骨盤側の受け皿が浅いこと)に続いて起こるものが多いとされます。痛みや変形のために、中殿筋など股関節を外転させる筋がうまく働かなくなります。

Trendelenburg徴候は、患側の脚で片脚立ちをしたときに、反対側の骨盤が下がる現象です。片脚で立つと、立っている側の股関節外転筋が骨盤を水平に保ちますが、この筋が弱ったり、股関節の痛みや変形で働きにくくなったりすると、骨盤を支えきれずに反対側が下がります。変形性股関節症でよくみられる徴候なので、これが正しいものです。歩くときに体幹を患側へ傾けて代償する歩き方もみられます。

ほかの徴候は、末梢神経、深部感覚、頸髄の障害などを調べるもので、股関節の病気の徴候ではありません。覚え方は、片脚立ちで反対側の骨盤が下がればTrendelenburg徴候、原因は立っている側の中殿筋、と立つ脚と下がる側を取り違えないことです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第59回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問31(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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