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第59回 午前 問46

リハビリテーション医学

ILに関する問題

IL〈Independent Living〉運動で正しいのはどれか。

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✓ これが正解4障害者の自己決定促進の取り組みである。

解説

IL運動は、障害者が自分の生活を自分で決めることを求めた運動です。

IL(Independent Living・自立生活)運動は、1960年代から1970年代にかけてアメリカで起こった、障害のある人たちによる運動です。大学で学ぶ重い障害のある学生たちが中心となり、障害者を施設や家族の保護の下に置くのではなく、地域で自分の生活を自分で営むことを求めました。

この運動の考え方の中心は、自立とは身の回りのことを自分の手でできることではなく、介助を受けながらでも、どこで誰とどう暮らすかを自分で選び決めることだ、という点にあります。障害者自身が自分の生活の決定権を持つことを重視したので、障害者の自己決定を促す取り組みという記述が正しいものです。

ほかの記述は、起こった時期、発祥の国、運動の背景にある考え方のどれかが誤っています。覚え方は、IL運動はアメリカ、1960〜70年代、障害者自身が担い手、合言葉は自己決定、と並べ、北欧から広がった考え方であるノーマライゼーションと区別しておくことです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第59回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問46(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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