第59回 午前 問83
人間発達学
通過率75%が含まれる時期
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〈JDDST-R〉で「母指と示指によるつまみ動作」の通過率75%が含まれる時期はどれか。
- 13~4か月
- 26~7か月
- 39~10か月
- 412~13か月
- 515~16か月
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✓ これが正解412~13か月
解説
母指と示指によるつまみ動作の通過率75%は、12〜13か月の時期に含まれます。
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)は、子どもの発達が月齢に見合っているかを、個人と社会、微細運動と適応、言語、粗大運動の4つの領域でふるい分ける検査です。各項目は、その項目ができる子どもの割合(通過率)が25%、50%、75%、90%になる月齢を帯で示しており、帯と子どもの月齢を照らし合わせて判定します。
母指と示指によるつまみ動作は、小さな物を親指と人さし指の先でつまむ動きで、微細運動の領域の項目です。手全体でかき寄せる握り方から、親指とほかの指で挟む握り方へ進み、最後に親指と人さし指の先でつまめるようになります。この問の正解の欄によると、この項目の通過率75%が含まれる時期は12〜13か月です。
ほかの時期は、手の機能の発達の順番から考えると、通過率75%の時期より早すぎるか遅すぎるかのどちらかです。覚え方は、手の発達は手のひら全体から指先へ、小指側から親指側へ進み、親指と人さし指の先のつまみは最後の段階で1歳前後、と流れで覚えることです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 13~4か月:3〜4か月は、手を体の中心で合わせたり、物に手を伸ばしはじめたりする時期です。まだ手全体で物をつかむ段階にも十分に達しておらず、指先でつまむ動作には早すぎます。
- 26~7か月:6〜7か月は、手のひら全体で物をつかんだり、片方の手からもう片方へ持ち替えたりする時期です。親指と人さし指の先でつまむ動作は、まだ多くの子どもができません。
- 39~10か月:9〜10か月は、親指とほかの指で物を挟みはじめる時期で、つまみ動作ができる子どもが出はじめます。ただし、この問の正解の欄では、通過率75%にはまだ達していない時期とされています。
- 515~16か月:15〜16か月は、正解の欄が示す通過率75%の時期より後です。この時期にはさらに多くの子どもがつまめるようになっており、75%が含まれる時期には当たりません。
出典:第59回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問83(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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