第59回 午後 問43
理学療法評価学
低栄養判断基準となるBMI
介護予防事業の基本チェックリストで低栄養判断基準となるBMIはどれか。
- 116.5未満
- 218.5未満
- 320.5未満
- 422.5未満
- 524.5未満
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✓ これが正解218.5未満
解説
基本チェックリストではBMI 18.5未満を低栄養の該当とします。
基本チェックリストは、65歳以上の人の生活機能の低下を早めに見つけるための25項目の質問票で、介護予防の取組の対象となる人を把握するために用いられます。栄養の領域では、6か月間で2〜3 kg以上の体重減少があったかと、身長・体重から求めたBMIを確かめます。BMIは体重(kg)を身長(m)で2回割った値で、基本チェックリストの注では18.5未満の場合に該当とすると定められています。この2項目の両方に該当すると、低栄養のおそれがあると判断されます。
18.5という値は、日本肥満学会の判定でやせ(低体重)とされる境目と同じです。ほかの値はこの基準と一致せず、低すぎればやせの人を見落とし、高すぎれば栄養状態に問題のない人まで含めてしまいます。
BMIは18.5未満がやせで低栄養の目安、25以上が肥満、と2つの境目を覚えておくと、栄養評価の問いに広く使えます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 116.5未満:16.5未満を基準にすると、かなり強いやせの人しか該当しなくなり、低栄養のおそれがある人を見落とします。基本チェックリストの注で定められた境目は18.5未満で、16.5ではありません。
- 320.5未満:20.5は、日本肥満学会の判定では普通体重の範囲に入る値です。これを基準にすると栄養状態に問題のない人まで該当してしまい、基本チェックリストの18.5未満という基準とも一致しません。
- 422.5未満:22.5は普通体重の中ほどの値で、BMI 22前後は病気が少ない標準的な体重の目安とされます。低栄養を見つける境目としては高すぎ、基本チェックリストの基準ではありません。
- 524.5未満:24.5は、肥満の境目である25のすぐ下にある、普通体重の上の方の値です。低栄養の判断の基準とは逆の側にあり、基本チェックリストで用いる18.5未満という値とは大きく離れています。
出典:第59回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問43(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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