過去問解きまくり研究所 ホーム

第60回 午後 問76

臨床医学

過形成で正しいの

過形成で正しいのはどれか。

答えと解説を見る

✓ これが正解4刺激がなくなれば停止する。

解説

過形成は刺激に対する反応で、刺激がなくなれば停止します。

過形成は、細胞の数が増えることで組織や臓器が大きくなる変化です。ホルモンや慢性的な刺激などに体が適応して起こる反応で、原因となる刺激が続く間だけ進みます。細胞一つ一つが大きくなる肥大や、刺激がなくても勝手に増え続ける腫瘍とは区別して考えるのが判断の軸です。

過形成は刺激への反応なので、刺激がなくなれば細胞の増加は止まり、元に戻っていくこともあります。この点が、刺激と関係なく自律的に増え続ける腫瘍との大きな違いです。したがって、刺激がなくなれば停止するという記述が正しいものです。例えば、妊娠中の乳腺や子宮内膜の増殖がこれにあたります。

残りの記述は過形成の性質と合いません。細胞数は増え、急性ではなく持続する刺激で起こり、細胞の容積が大きくなるのは肥大の特徴で、臓器は大きくなります。

数が増えるのが過形成、大きさが増えるのが肥大、刺激が止まっても増え続けるのが腫瘍、と3つを比べて覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問76(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)