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第60回 午後 問94

臨床医学

尿毒症で正しいの

尿毒症で正しいのはどれか。

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✓ これが正解2代謝性アシドーシスを示す。

解説

尿毒症では、代謝性アシドーシスを示します。

尿毒症は、腎臓の働きが大きく落ちた末期の腎不全で、本来は尿として出されるはずの老廃物や水分、電解質、酸が体にたまり、全身にさまざまな症状が出る状態です。腎臓が何を体の外へ出しているかを考えると、尿毒症で何が起こるかが分かります。

腎臓は、体の代謝で毎日生まれる酸を尿に出し、酸を中和する重炭酸イオンを作り直す働きをもっています。腎不全が進んでこの働きが失われると、酸が体にたまり、血液が酸性に傾く代謝性アシドーシスとなります。したがって、代謝性アシドーシスを示すという記述が正しいものです。

ほかの記述は誤りです。尿毒症は初期ではなく末期の腎不全でみられ、カリウムが出せずに高カリウム血症になり、クレアチニンは上昇します。また、透析患者の死亡原因では心不全や感染症が上位を占め、尿毒症そのものではありません。

腎臓は老廃物・カリウム・酸を出す臓器なので、働かなくなると、クレアチニン上昇・高カリウム血症・代謝性アシドーシスが起こる、と組で覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問94(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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