第61回 午後 問48
理学療法治療学
ケアプランで最も適切なの
要介護者に対するケアプランで最も適切なのはどれか。
- 1理学療法士が作成することが多い。
- 2完成後は主治医がモニタリングする。
- 3作成は全額が介護保険から給付される。
- 4プラン作成に利用者の意見は不要である。
- 5生活全般の解決すべきニーズは第一表に記載する。
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✓ これが正解3作成は全額が介護保険から給付される。
解説
ケアプランの作成費用は利用者負担なく全額が介護保険から給付されます。
要介護者のケアプラン(居宅サービス計画)は、介護支援専門員(ケアマネジャー)が利用者や家族と話し合い、必要なサービスを組み立てて作成するものです。判断の軸は、誰が作り、誰が見直し、費用をどう負担し、どの書式に何を書くかです。
ケアプランの作成などの居宅介護支援は、介護保険のサービスの中でも、利用者の自己負担がなく費用の全額(10割)が介護保険から給付される扱いになっています。誰もが気軽にケアマネジメントを受けられるようにするためです。よって作成は全額が介護保険から給付されるという記述が最も適切です。
ケアプランを作成するのは主に介護支援専門員で、理学療法士が作成することは多くありません。完成後のモニタリング(実施状況の確認と見直し)も介護支援専門員が行います。作成にあたっては利用者と家族の意向を聴き取ることが欠かせず、意見が不要ということはありません。生活全般の解決すべき課題(ニーズ)は第2表に記載し、第1表には利用者と家族の意向や総合的な援助の方針を書きます。ケアプランはケアマネジャーが作り、見直し、費用は利用者負担なし、と押さえておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1理学療法士が作成することが多い。:ケアプランを作るのは介護支援専門員(ケアマネジャー)の役割です。理学療法士は意見を伝えたりサービスを提供したりする立場で、作成者になることは多くありません。
- 2完成後は主治医がモニタリングする。:プランが計画どおり実施されているかを確かめ、必要に応じて見直すモニタリングは、介護支援専門員が定期的に行います。主治医の役割ではありません。
- 4プラン作成に利用者の意見は不要である。:利用者本人の自己決定を尊重することが介護保険の基本で、プランは本人と家族の意向を聴いて作ります。利用者の意見を聞かずに作ることはありません。
- 5生活全般の解決すべきニーズは第一表に記載する。:生活全般の解決すべき課題(ニーズ)を書くのは第2表です。第1表には本人と家族の生活への意向や、総合的な援助の方針を記載します。
出典:第61回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問48(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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